昔懐かしいLUXKITのパワーアンプです！品質はそのままにコストの良さと作る楽しさを兼ね備えたマニアには嬉しいラインナップですね。同社でもKITモデルを多くリリースしておりましたが、こちらはトランジスターモデルであるA-500シリーズの記念すべき第1弾となるモデルです。同社の売りでもあるデュオベーター回路を採用したパワーアンプであり、キットモデルとしてはかなりの意欲作でした。特に大型の電源回路や冷却効果の高いパイプヒートシンクの採用、金属シャーシによる磁性体歪の低減設計など実に盛りだくさんの技術を投入した点は驚きですね！無論、パーツ類もLUXMANクオリティであり、品質も抜群です！また、出力もA級動作とAB級動作にも切り替えが可能であり、A級動作時では25W＋25W、AB級動作時では100W＋100Wとかなりの高出力です！加えてモノラルアンプとしても使用できるため、A級動作時100W、AB級動作で300Wと驚きのパフォーマンスにも驚愕です！その為、大型スピーカーであってもグイグイとドライブいたしますので、なかなか面白いアンプですね。肝心の音質におきましては、デュオベーター回路による、ふくよかな中音といい締まりのある低音は流石の仕上がりであり、かなり高いレベルの音質に練り上げられております。見た目はかなりシンプルであり、LUXMANとして考えればややチープさは否めませんが、1980年頃で55000円と考えれば、かなりコストパフォーマンスに優れたお品かと思います。コンディションにおきましては、キャビネットの端に軽微な点錆は見られるものの、大きな傷などはなく綺麗なお品かと思います。動作も良好であり抜群の音質です！動作中、温まりますと小さくグツグツと茹でたような音がしますが、これは内部のパイプヒートシンクの冷却材の循環している音であり、故障ではありませんので、ご安心ください。クリーニングを兼ねて内部の様子も確認しましたが、改造された様子もなく綺麗です。キットモデルですが、半田付けや配線もきれいであり、良い仕上がりです。付属品として、当時のステッカーと元箱をお付け致します。大変高価なものですので、試聴される方大歓迎です！まはその他に気になることがございましたら質問欄または090-4747-2226までお気軽にご連絡ください。