本当に葉巻を愛する方の必須アイテム:スイスダビドフ社のシガー用ヒュミドール。ヒュミドールあっての高級シガーでしょう?銀座八丁目の並木通りにある「ダビドフ オブ ジュネーブ銀座店」にも優れたヒュミドールが置いてありますが、この出展品に類するものは見当たりませんし、とても高価です。1980年代の終わり頃、カナダのモントリオール市にあるダビドフ専門店で購入したものです。木箱の作りは、箱根・畑宿の伝統工芸品である指物師による寄木造りの精緻さと高級感に共通するものがあります。両サイドの取手金具も精巧に仕上げられています。上蓋の内側には、Davidoffのロゴと”Made by Hand in Switzerland”のマークが入っています。Googleで検索すると、Davidoff Humidor No. 7 とあり、素材はローズウッドのようです。No. 7かどうかは不確かですが、多分そうでしょう。上蓋には、マグネット脱着式の保湿用水分(蒸留水)貯蔵ボックスがあります。サイズ高さ:140 mm幅:350 mm奥行:270 mm本体の葉巻保存ボックスは、二段式となっていて、それぞれには脱着・移動可能な仕切り板が3枚ずつ用意されています。保存できる葉巻の本数は、サイズにもよりますが、50本は余裕を持って収納できるでしょう。ダビドフの葉巻でこのボックスに隙間なしに充填した状態を作ると、破産間違いなしですね。私は、米国製の安い“30分”シガーを買い足して充填していました。上蓋にマグネット仕切りで取付け可能な温湿度計は、何の手違いか当初から付いていませんでした。このヒュミドールは、もうビンテージに属するシガーボックスです。お好きな方にお譲りします。ただ、本当は、お譲りできないことを祈願しつつ出展しております。